新しい時代のマスク

わたしはベロニカ。ようやくマスクの供給が落ち着いてきたようなので、安心するおんなのこ。犬にはマスクは必要ないって？東京の兄のことを心配しているのよ。

ママは「手作りのキッチンペーパーマスクがムダになってよかった」といってるわ。それにしても、これからは何年もマスクをしてのお出かけが日常となるのよ。マスクが大嫌いなうちのママは今度は息苦しくない布製のマスクを作ったわ。

そして新しい時代のマスクを考案したの。それはね、マスクに顔の下半分がプリントされているというもの。たとえばこんな感じ。

何がいいのかって？それはね、みんなが笑顔をプリントしておけば、なにげに世間が明るくなるような気がしない？Tシャツ転写シートを使えばすぐに作れるわよ。

子どもを相手するスクールカウンセラーとかにつけてほしい。笑顔がいかに大事か・・・。テレビで入学後はじめて対面した先生と生徒たちを見て思ったの。誰が誰かわからないではないかと。特に先生は１回くらいはマスク取ってほしかったな～。

マスクつけて３年間、６年間を過ごして、大人になって町でばったりあっても誰だかわからないし、同窓会難民になりかねない。

わたしはベロニカ。これからはもっと想像力を働かさなくてはいけなくなったわ。そして新しい時代の顔下半分プリントマスクが採用されますように。