大阪にルルドの泉?マリア像はやさしかった

わたしはベロニカ。ママとおばあちゃんがもつれているのを、いつも聞いているおんなのこ。今日はドライブ中おばあちゃんが、もつれ始めたわ。

場所は大阪府豊能郡。大阪府道4号線を北上している時だったわ。おばあちゃんはナビを設定しようとして「エイ、こら、ほい」とパネルを連打していたの。運転中、ナビは操作できないっておばあちゃんも知っているでしょうに。

でもね。ここで「運転中はだめよ」なんて言おうもんなら、ただのKY。要するにママはだまって車を停めるしかなかったわ。ちょうどいい路肩スペースがあったので停車。

おばあちゃんは急いでナビを「自宅へ帰る」に設定したわ。そして何気なく窓の外を眺めていた時。

なんてこと!お地蔵様?女神様?ううん、マリア様だわ。1本の木で彫られたであろう仏像にロザリオがかけられてあったの。

そして足元には湧き水がわいていたわ。まるでルルドの泉ね。長崎の五島列島でママは日本のルルドの泉を見てきたと言ったったけど、大阪にそんなありがたいものがあるなんて。

あ、下の写真が長崎バージョン。

長崎のマリア様が西洋人なのにくらべて、こちらのマリア様は日本人ぽくてとてもやさしさを感じられるわ。

なんでもこの近くが高山右近の生誕地とのことで、このマリア像は高山右近のおかあさんらしい。思わぬ出会いに感動したこの日のドライブだったわ。

わたしはベロニカ。思わぬ出会いといえば、今日山の上の公園で偶然にハナちゃんにであったの。山の上の公園に来るのは初めてでおばあちゃんに車で送ってもらってそこから家までお散歩する予定だったのね。

家の方面に向いていれば、わたしがちゃんと散歩すると思っての作戦ね。

こんな偶然ってあるかしら。「出会いには意味がある」って信じるわ。ハナちゃんはわたしの妹にしてあげる。←上から?

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