わたしは、ベロニカ。
やさしい、そよ風を愛するおんなのこ。
今日、同じマンションの犬ともが、
野の花とともに、訪ねてくれたの。
それはそれは、見る人の気持ちを
ふわっと、癒すやさしいやさしい花。
男どもの汗臭い殺伐とした仕事場が
いっぺんで華やいだわ。
「こういうの、お嫌いじゃなかったら・・」って
わたし、大好きよ。
ふんわりと、野原のにおいがするもの。
そんなやさしい、ふんわりとは、対照的な
ハードロックなものを、このおねえさんは、持ってきたのよ。
この、重たそうなバッグ。
ゆうに20kgはあるかしら。
「ロックミシンなの、
お裁縫はじめたっていうから
貸してあげるわ。」
でも、とにかくママはミシン運がないのよ。
こわしたら、どうするの?
おねえさんは言ったわ。
「ミシンの先生をしていたので、
わたしが治せるから大丈夫。」
たのもしすぎる。
それにしても、こんなうれしいことって、あるかしら!
ふつうのミシンなら、ギザギザになるところが
ロックミシンだと、売っている服みたいに出来上がるのよ。
夢みたい!
そして、ミシンの先生ということもあって
とてもわかりやすく、使い方を教えてくれたの。
なんだか、どきどきするわ。
こんな高価なものを、ぽんって、貸してくれるなんて
ママのがんばりを、応援してくれてるのね。
さらに、お裁縫で重要なアイロン台まで、貸してくれるというのよ。
今まで、せせこましいところで、アイロンをかけていたので
1か所にアイロンをかけると、別のところが、しわになるという
みじめな作業を繰り返していたの。
ママの頭は、次に作るステテコのことで、いっぱいだったわ。
一方、鬼教官はママのために、ファスナーのお手本を作ってくれたの。
そして、裏地とファスナーをつけてからの
表地をつけるまえ、
そのあと、表地から、ミシンをかける。
なんのことか、さっぱりわからないわ。
前回のポケットのつけかたを、ようやく理解したところなのに。
鬼教官は基本的に手取り足取り教えてくれるというわけじゃなくて
見て、おぼえろ的な、スパルタ系でね、
ママが作ってみてもらうと
ぷっ、って吹き笑いをするの。
わたしは、ベロニカ。
まったくお裁縫ができないうちのママの旅は
始まったばかりなのに、強力な助け手が現れたわ。
とにかく、定規と糸切バサミくらいは、買わなくちゃ。
アイロン台一緒だ
鬼教官は月曜日スパルタするらしいよ
見て覚えるのも、勉強らしい…
そうすると、3ヶ月もすると
売ってる服が、どう創ってあるか自分で見てわかるようになるって
やっぱり、お裁縫するにはこんなアイロン台が便利ってことなのね。
鬼教官は、3か月っていうけど、うちのママはけっこう、とろいのよ。
野の花 かわいらしく写真撮影してもらい嬉しそうです
ロックの教室
佐藤喜美枝(川西)ソーイング教室体験でも、時短簡単にできる知恵がつまってます。
(ミシンの生徒さんがよくここの教室(全国展開)に通っていて、興味があったので、1年前引っ越してきて近くにここの教室を知りすぐに、数回受講しました。)
お宅訪問時
沢山撫でて、さわってっておねだり上手だったので、
ツボ押しをしたら、ずれていたのか、怒られましたね
痛かった?ごめんね
うぅ~ん半年…
見本は、どういう風に なってるか
自分で考える 月曜日までの宿題だね
ミシンの事も クッキーママに教えてもらって
ベロニカママは、幸せだぁ~
又、鬼教官も ミシンの事、教わりたいみたいよ
ロックの教室っていうのが、あるのね~~
宿題は強烈~~~♪
もう一枚、スカートをポケット付きで
縫ってみるしかないわね。