わたしは、ベロニカ。
月に一度の動物病院に連れて行かれるおんなのこ。
爪切りと、耳そうじと、肛門腺絞りに毎月行くの。
でも、今回はひとつ気になることがあって、
そうなの、お気づきかも知れないけれど
わたしのブログって、いつも、やたら長いのね。
それは、言いたいことも、知ってほしいこともいっぱいあるからなんだけど。
あとから、特定のブログを探そうと思っても探せない事を
としくんから指摘されてしまったの。
それは、例えば去年のきゅうりのきゅうちゃんの作り方を書いたものを
検索して探そうと思っても、タイトルと内容が違うため
いっこうに見つからないという極めて不便な、そして不毛な
状況を生み出してしまうわけ。
それで、これからは、出来るだけ短く、
タイトルどおりの内容にしていこうと思うの。
ここ2,3話がそうだったのに、気づいてくれたかしら。
そうすれば、後から読みたい記事を
自分で探すことができるわ。
で、気になっていたのは。
わたしの前足の肉球の間の毛がだんだん赤茶色くなってきたということなの。
涙やけみたいな色なのよ。
先生はすぐに綿棒で肉球の間をこすって
プレパラートを顕微鏡でのぞきこんだわ。
電話しながら・・・。
電話はどこかで子犬が産まれたみたいでその相談だったの。
先生は電話を片手に顕微鏡のレンズを次々と変えて見ていたわ。
そして、電話を切るや否や
「カビです。」と。
カビという結果にもおどろいたけど、同時にふたつの事を進行するなんて
やはり、獣医さんは頭がいいのね。
「マラセチア真菌です。」
そういえば、前に動物病院で肉球周りをバリカンしてもらってから
3日ほどして症状がでたから
うつったのかも・・・。
調べてみると・・・
うつらないらしいわ・・・。
先生は、夏の終わりは、気温の変化などで抵抗力が弱まっているうえに
犬には良くない湿度の高い日が多くて、いつもは体にいても平気な
カビに体が負けてしまった、と説明してくれたわ。
犬だけでなく、人間もいっしょなんだって。
で、シャンプーを処方してもらってきたわ。
先生はとくにこの季節は、耳のそうじも念入りにしなさいって。
耳の毛の生え際の油っぽいところが危ないそうだわ。
マラセチアは油分が大好きなの。
わたしは、ベロニカ。
わたしが思うに、はっしーも
マラセチア真菌に侵されているとおもうの。