タックルちゃん、やすらかにね

わたしはベロニカ。

エアコンのきいた部屋にいて、なお暑いと感じるおんなのこ。

「どうして？」ってママに聞いたら、じっとしていないかららしいわ。

 

ボール紙をくちゃくちゃにしたり・・・

 

 

ボールを水に浮かべたり・・・

 

 

袋に顔をつっこんだり・・・

 

 

でもね、そんな暑かった夏も、もう終わり。

今朝は今年はじめての本格的な秋風が感じられたのよ。

 

そして寂しい知らせも届いた。

公園のお友達のタックルちゃんが、亡くなったの。

15才と8ヶ月。心臓病だったというわ。

 

男前でやさしくて、ダックス界の「きむたく」っていわれていたのよ。

 

 

タックルちゃんのママは、タックルちゃんを大事に大事にしていたから

とても寂しそうだった。

悲しい知らせを聞くたびに、当たり前の日常が

いかに貴重なものだったのかを知らされる。

公園で何度もの秋風を一緒に感じたのがなつかしいね。

 

 

わたしはベロニカ。

わたしは、わたしに今できることをする。

え？何をするかって？

 

それは、ボール紙をくちゃくちゃにしたり、

水にボールを浮かべたり、袋に顔をつっこんだりして

毎秒を楽しむこと。

それから、出来る限り、家族と一緒にいること。