わたしは、ベロニカ。
今日も真っ暗な公園へそぞろ向かうおんなのこ。
若い女性なら、きっと避けて通る、公園の真ん中では、
今日も犬たちと、その飼い主たちが集っているわ。
毎日、何かしらの話題に盛り上がったり、盛り上がらなかったり、
今夜は、犬ともが、かぶり物を持ってきたものだから、笑い声が絶えないわ。
なにゆえ、このライオンのかぶり物を買うことにしたのかが謎だわ。
だけど、飼い主たちは爆笑のうず。
犠牲となったのよ。
まぁ、飼い主たちが喜ぶんだったら、これくらいは仕方ないわね。
そして、わたしの飼い主、ママは第2回お裁縫クラブに
すべてのお仕事を放りだして、いそいそと出かけたわ。
まずは、ママの部屋で使えそうな布を選んで、
今回は鬼教官の家での開催よ。
おいしいお菓子に、話もはずみ犬ママたちは、いつまでも
おしゃべりを続けたの。
もちろん、お裁縫をする時間より、お茶をしている時間の方が長かったわ。
今回もテーマは犬服作り。
ママは、ひなちゃんのお洋服の写真を撮らせてもらって参考にすることに。
ユザワヤさんで190円で買ってきた布で挑戦!
出来上がりは、首のところと、胴のところを止めるだけだから
足が窮屈でなくて着心地いいわ。
わたしは、とにかく寒がりだから、もこもこ素材は歓迎ね。
背中の無駄にでかいリボンがズレてくるのが問題ね。
これは、後日修正してもらうこととして、
今回のお裁縫クラブも得るものが、とても多かったわ。
ママには知らない事ばかり。
ロックミシンでギャザーが作れるって夢にも思わなかったわ。
特殊なおさえをつけると、下の黒い布にギャザーが入りつつ
上のしろい布に縫いつけていってくれるというのよ。
白い布同士だとこんな感じ。
他にもおさえによって、いろんな縫い方ができるというのよ。
おそるべし、おさえ。
こういう道具を使いこなす鬼教官は
すそかがりも自由自在なわけ。
それから、ママは190円の布で犬服が作れるって
ちょっと、どや顔で言ってたけど、
鬼教官の材料は、お姉ちゃんのいらなくなった服。
ただ、で作るわけ。
柄を選んでじょうずに切り取って、
こーんな感じに。
プロの手口だわ。
わたしは、ベロニカ。
お裁縫の道のりは、はるか遠くまで、続いているわ。
喋ってばっかで 裁縫で満足して帰ったのは
ベロニカママだけって話だけど
3本ロックでも何とかなるけど 4本ロックなら
尚更 押さえがあると 色々出来るそうだ
紺の生地の裾は 押さえを代えなくても
糸を代えて(1本だけね) 切り替えで巻きロックが
出来るらしい
大塚屋に行った時ベロニカママが「この糸は、何?」と、聞いていた 糸
僕のママは「それは、また違う…」とだけで スルーしていた
あのタンクトップは まさかのママの服派手すぎて お姉ちゃんも いらないって 僕に回って来たの
おかげで アメリカンな僕の服が増えた
すごいことだらけ♪
わからないことだらけ♪
でも、うちのママは楽しいらしい(〝⌒∇⌒〝)キャハハハ!!
巻きロックは オーガンジーとかシフォン生地の時の裾にいい
うん、とてもきれい♪
夏のドレスはオーガンジーで決まりね(‘-‘*)フフ