犬の言葉を教える

わたしはベロニカ。

今年で7歳になるダックスのおんなのこ。

え?

もう、女の子じゃないって?

 

失礼ね。

犬はいつまでたっても、おんなのこなのよ!

 

 

ところで今日は1月17日

阪神淡路大震災から23年も経ったのね。

 

神戸では地震のあった今朝5時45分に黙とうをしていたわ。

なのに

宝塚ではね、前の日の夕方の5時45分に黙とうをしたの。

そりゃ合理的といえば合理的だけど・・・

なんだか、ちょっと気になったわ。

 

出典元:https://ameblo.jp/akishinomiyakako/entry-12118337822.html

 

ママは当時の飛び跳ねる巨大ブラウン管テレビと

みずやから吹っ飛んだ食器、倒れた冷蔵庫を思い出しながら

犬も気をつけないと大けがをするっていったわ。

 

その頃はシェットランド・シープ・ドッグの

ユーニーとレミがいたんだけど、地震直後に家から逃げ出して

ちょうど、職場へ向かおうとする隣のお兄さんの

車に乗り込んだというわ。

 

犬だけで、逃げようと思ったのね。

また近所の犬も壊れた門から飛び出して

その後、見つからずに行方不明になってしまったの。

 

それにしても、月日の流れるのは早いもの。

わたしも、今年で7才なのだわ。

7才を前にして、ずいぶんと人間との意思の疎通が

図れるようになったものよ。

 

人間はね犬に「言葉を教えなくては!」

って思ってコマンドなんかを使いながら

育てるでしょ。

 

犬は犬で、いかに人間に言いたいことを伝えようかと

苦労しているわけ。わたしもママには苦労したわ。

でも、ようやくだいたい言いたいことが伝わるようになったの。

 

ママの座っているイスの後ろに座りたいときは「うぉん」

出窓で日向ぼっこしたときは「ぼふぉん」

 

 

追いかけっこしたいときは、目をみてからちょっと顔を傾けるの。

ボール遊びがしたいときは、ボールをほたりなげるわ、口で。

それから、おいていかないでってときは、「ぷ~」

 

 

部屋のドアを開けてほしいときは「ふぉん」

これは小さい声なので聞こえないことが多いみたい。

 

でね、おやつがほしいときは、ふせるのよ。

くれるまで何回も。

 

わたしはベロニカ。

また体がおおきくなったのよ。

ママのベッドの片隅でねるのは窮屈だわ。

 

 

フセをするベロニカ。

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