わたしは、ベロニカ。
ママがお裁縫をはじめると退屈なおんなのこ。
ベストシーズンに海にも、川にも連れて行ってもらえないなんて・・・。
今日は、鬼教官が特訓してくれる日なの。
Pちゃんも一緒に来てくれたのよ。
今日は裏地とファスナーをつける会なの。
お裁縫は、手を抜いたらおしまい。
裁断前にアイロンでしわをとるのはあたりまえなのよ。
犬ともが貸してくれたアイロン台は、ほんとうに重宝もの。
アイロンがとてもかけやすいわ!
裏地をファスナーの長さ分、はさみで切ってからぬうのよ。
表地は、ファスナー開きどまりまで、1.3cmの
ぬいしろで。
スカートは必ず、下から上へぬうの。
アイロンで割るのね。
それにしても、お裁縫がこんなに厳密に
計測するものだとは知らなかったわ。
それから、今作っているおばあちゃんの
2枚目のスカートは、よそいきにしたいというので
しっかりした布を買ったのね。
それが、アイロンがかからないことかからないこと。
鬼教官は常に目打ちという武器を手にしていて
ファスナーの角など、目打ちで布をゆがまないように調節するの。
で、ぬったらアイロン。
としくんは、どこまで出来たの?
すごいわね。
そして、鬼教官はベルトの見本を作りはじめたわ。
いよいよ、佳境よ。
そして、犬ともが、自分の服を持ってきてくれたわ。
ママが、見本にするから、見せてって頼んでいたの。
Tシャツを買ってきて、ぬい合わせたらいいみたいね。
ロックミシン発動だわ!
お裁縫をするのに、ロックミシンがいるというよりも
ロックミシンがあるから、お裁縫したい、といったところかしら。
わたしは、ベロニカ。
ママは、ついにニットに手をだすつもりね。
それから、しばらく狭い部屋で4人と2匹。
パンの話をしたりしたわ。
マナちゃん程では ございませんが…
僕の、半畳テリトリー!人の家だって言うのに…
ベロニカごめんよ~僕のわがままに いつも付き合ってくれて
僕の方が 年上なのに…
裏地は1.5縫い代
1.3で はいで アイロンで0.2きせ(かぶせる)を掛ける。
と、見た目が綺麗これは既製品術かな?皆やってるのか…
スカートはフレアの場合
脇だけ下から上へ(生地による)
アイロンが掛からなかったので 大変!まち針で、なんとかなった。ママいわく「うちら!は ボイラーやから」どっかの組やったんかなぁ…
ベルト見本は、まだ第二段があるらしい…
パンは「あるよ!」
でたっ!
うちら・・・
謎のお縫い子集団かっ!
今日、Pちゃんママが、わたしにとてもやさしくしてくれたの。
Pちゃんのこと、許してあげてねって。
わたし、いっぱいなぜてもらってうれしかったわ。