わたしは、ベロニカ。
今日友達をなくした、おんなのこ。
2015年9月17日、半年間の闘病生活を終えて
マナちゃんが天国へ旅立ったの。
にぎやかに送ってあげたいっていう、マナママの気持ちを知った犬ともは
3台の車に分かれて長尾山ペット霊園へ向かったわ。
その日、都合が悪い人も、個別火葬で遺骨を持って帰りたいという話を聞いて
カンパではないけれど、せめてお花代をと包んでくれたのよ。
犬にお香典なんてって、思うかも知れないけれど、
マナちゃんは本当の娘とかわらない存在だから、
マナママの悲しみは計り知れないわ。
本当の娘さんのお葬式と同じだからって。
マナちゃんは9才。
ガンが骨に転移して、もうとっくに歩けなくなっていたけれど
持ち前の根性で前足だけで、行きたいところへ歩いて行ってたわ。
一緒に草むらで遊んだのはつい最近のことだったのに。
あっという間に病気が進行してしまったの。
マナちゃんの見つめる先にはいつもマナママがいて
本当にふたりでひとつっていう親子だったのよ。
わたしが、マナママに近寄ろうものなら、唸り声をあげて怒るの。
わたしが、唯一逆らえない女王様だったわ。
わたしがまだ1才だったころ、はじめて遊んでくれた
お姉ちゃんがマナちゃんだったの。
明るくて、華やかで、リボンがとても似合う子だったわ。
いっしょにおやつをもらったりと、楽しかった思い出はいっぱいよ。
ずっとずっと、いつまでも続くと思っていたのに。
いっしょに過ごせた時間は短すぎるわ。
マナちゃんが天国へいってしまったことはわかるけど、
受け入れられない気持ちが、どうしてもわきあがってしまうの。
でも、マナちゃんは眠ってしまったの。
もう呼んでもあの大きなおめめはひらかないわ。
お葬式の流れはどんどん進んで行って、
みるみるうちに、最後のお別れとなってしまったの。
みんなでマナちゃんが煙になるのを見送ったわ。
はっしーも、としくんも。
マナちゃんは最後の最後まで一生懸命生きたの。
あらためて、一生懸命生きるということが、どんなに尊いことか
教えてくれたわ。
マナちゃんが荼毘に付される間、1時間と少しの間、
何の名前もつかない、としか言いようのない時間を過ごしたわ。
そして、焼き場担当のおじさんの
「出来上がったよ。」
という声を聞いて、あらためて建物の中に入って行ったの。
これから、骨ひろいをするということだけど、
後から考えると、ほんとうの意味での癒されるセレモニーだったわ。
そして、出来上がったよ、という言葉通り、遺骨は丁寧に
それはもう愛情をもって並べられて、マナちゃんとの再会をさせてくれたわ。
説明をしてくれる女の人も、それはそれは愛情を持って
マナちゃんががんばったこと、
この子はお母さんに感謝していますよ、
きれいなのど仏です。安らかに成仏してくれます。と
誰がなぐさめるよりも、マナママの気持ちをいやしてくれたわ。
のど仏は、手を合わせた仏様の形、
うしろからみると、天使の羽のようですね。ときれいな言葉で
マナちゃんを清らかに清らかにしてくれたわ。
そして、この骨がマナちゃんであることを結んでくれたわ。
「この子はしっぽの先がまがっていたんですね。」
その言葉を聞いた瞬間、マナママの目から大きな涙粒がこぼれたの。
ペットショップに引き取られるはずだったマナちゃんだけど
しっぽの先が曲がっていると理由で売られることなく
マナママにもらわれることになったというの。
マナママはその曲がった骨を愛おしむように骨つぼにおさめたわ。
長尾山ペット霊園は宝塚動物霊園ほど、立派な施設ではないけれど
こころのあたたまる優しい、亡くなった子へのもてなしがある霊園だわ。
とうとう、この日が来てしまったけれど、
だれも、マナちゃんを忘れない。
闘病生活から解放されたことは、よかったことなのよね。
大きな手術をしたあと、食欲もなかったけれど
一生懸命食べて、ママを安心させてあげてたね。
ほんとうに美人さんだったね。
きれいな子。
こわい時もあったけど、
今ではなつかしい。
わたしは、ベロニカ。
マナちゃん、ありがとう。
ほんとうに、ありがとう。
いつか会える日まで待っていてね。
まなちゃん、本当に最期の最期まで
まなちゃんらしく よくがんばったね…
病気になってから 毎日『なんで?』と不安だったと思うけど
ママとの強い絆を何度も感じさせられたよ
長尾山ペット霊園でのお見送りは
すごく心温まる愛情いっぱいでのお見送りに
改めてまなちゃんの強さや優しさを感じました。
この場をお借りして
まなちゃん、まなママ ありがとう、
ずっと ともだち。
いつもの公園で 出逢えたことに感謝してるよ。
本当に出会えてよかったね。
マナちゃん、ありがとう。
みんなで過ごした時間がよかったね。
ただ、まなちゃんが帰ってくるのをまったね。
協力してくれてありがとう♪
僕の愛したマナ
顔が恐くて、お尻からしか 追えなかった
マナ
僕は、「出来上がったよ!」の 後も
ずっと 追いかけていた
「だめ!僕のマナ」って言ったんだ…
ずっと大好き❤
そう、骨になったマナちゃんに執着して誰も寄せ付けなかったブラP!
あんなに執着するなんてびっくりしたわ。
骨になっても、マナちゃんがすきだったのね!
はい…心はブラPに『ダメ』と怒られました…
でも、ベリーママは
いつも色んな心配りがスゴイ!
七回経験してるって言ってたけど…
9歳のマナちゃんに9本のお花と
『みんなコーヒーでも…』ってマナママの
言葉に、箱でみんなのお茶まで用意してくれてたのには
業者も顔負け!ってか
霊園の業者以外にもうひとつ業者が入っているのか?っていうくらいの視野の広い
心配りにビックリしたよ。
いつも、いつも
ありがとうです…。
ほんと!
僕も、いつもマナのお尻ばかり見ていたけど
綺麗な お顔を
目に焼き付けられて
良かった
ベリーママありがとー
みんな、マナちゃんが大好きだったのね。
毎日、骨ツボを持って公園にお散歩しにくるのが
供養になるよって言っているので
公園に来たマナママを支えてあげようね。