ドイツクリスマスマーケット

わたしは、ベロニカ。

サンタを待ってるおんなのこ。

何がほしいかなぁ。

やっぱりお肉かしら。

 

 

そう、今日はクリスマス・イブ。

朝、開口一番にママははっしーに

今夜の予定をたずねたわ。

 

「特に何もありません。」

 

それには、おばあちゃんも同情を寄せたのだわ。

 

 

 

もちろん、としくんも、クリスマスになんて、

興味のカケラもなく、

「こんな日に人の集まるところへ出かけたがるやつらの気が知れないのだ。」と、うそぶいたわ。

 

そこで、ママは聖なる今日、全員行事として、

仕事を早終わりにして、

ドイツクリスマスマーケットへと行くことを決めたわ。

 

 

としくんは、本場ドイツのソーセージで

手をうったわ。

 

ママとおばあちゃんは、後部席で、あほうな前のふたりの会話を

聞きながら、早くスカイビルに着かないかと思っていたわ。

 

 

新御堂筋から、中津を通り抜けていくのよ。

 

 

スカイビルはもうなれっこだから、

穴場パーキングを見つけることができるの。

 

そして、ヲタクの男ふたりが、クリスマス・イブに

ピンクのバギーを押しながら歩くという、あぶない世界観。

 

 

しかも、とてもうれしそう。

 

 

大きなスカイビルの下に小さなドイツのマーケット出現。

何もかもドイツから持ってきたというのよ。

 

 

ドイツのお菓子にクリスマスグッズ。

かわいいお店が立ち並んでいるわ。

 

 

そう、この一杯のために、やってきたのよ。

もちろんソーセージも♪

 

 

だんだんと、夕方が近づいてきて、カップルの数が増えてきたわ。

そんな中、ヲタクのソーセージを食う姿は、

 

 

ソーセージはあつあつよ。

チキンもポテトも揚げたてさくさく。

 

 

日がくれて、ツリーが点灯。

 

 

その頃にはカップルがいっぱい！

 

 

そして、ここにもカップルが。

 

 

たとえ、クリスチャンでなくても、

たとえ、彼女がいなくても、

クリスマス・イブの今、彼らはキラキラしているわ。

 

 

わたしは、ベロニカ。

わたしも、夜のおでかけ、楽しいわ。

 

 

ドイツクリスマスマーケットは明日、１２月２５日まで。

はっしーは、お父さんとお母さんと最終日にまた行くのよ。