第３回お裁縫クラブ

わたしは、ベロニカ。

ママがお裁縫をはじめて、ちょっといやなおんなのこ。

 

今日も、鬼教官のおうちへ行ってしまうのよ。

それも、わたしの服じゃなくて、ほかの子の犬服を作るの。

 

わたしの服だと雑になって、上手になれないからですって。

 

 

鬼教官の本から、作りたいデザインを見つけてあるらしいわ。

 

 

型紙を、作るのがいちばんの要なの。

犬服だって、ブカブカだったり、ちんちくりんだと

かわいくないもの。

 

 

 

今回、覚えたのは、布のカーブは、ボール紙などの

厚紙で作るってこと。

 

 

カーブにレースをつける時は、ゆとりを持たせながら

ミシンをかけるってことね。

 

鬼教官の家の南の洋室は、日当たりがよくて

植物たちが居心地よさそう。

 

 

そして、わんこといえば、作業を邪魔するのが

まったくといっていいほど、お約束。

 

 

そして、おねえ真似をしたり、しなかったり。

 

 

なんとか、布を裁断するところまで、いったわ。

 

 

鬼教官のアイロン講習。

アイロンはかなり重要度が高いわけ。

 

 

しっかりと、ひっぱりながら、美しく。

 

 

かざり布をつけたり、レースをつけると

自然と盛り上がるらしいわ。

 

 

そして、難関のギャザー作り。

 

 

ギャザーは、ミシンをかけると

どんどん、のびてしまうので、大げさにしておいたほうがいいって

教訓を得たわ。

 

そして、お楽しみのお茶の時間♪

てんちゃんのママが高級そうなわらびもちを持ってきてくれたの。

 

 

あいにく、今回も時間切れとなってしまって

完成まで行かなかったけれど、

仕上がりが見えてくるところまでこぎつけたわ。

 

 

わたしは、ベロニカ。

犬服は人間用とちがって材料費が、安いから

いい練習になるわね。