犬のダイエット 成功例 それはケトンダイエット

わたしは、ベロニカ。

太りやすい犬といわれているダックスのおんなのこ。

ところがよ!

とうとう、ダイエットに成功したわ!!

 

 

腰回りなんて、筋肉だけになったの。

 

なんと8.4kg→6.9kgに!!

 

獣医さんに「目標は7kgね」って言われた時は

まだ、7.9kgもあったから、無理なんじゃ、と思ってたけど。

ダイエット成功よ、3~4ヶ月で。

 

そして、みんなに言われるのよ。

「さぞかし、ダイエットはつらかったでしょ?!」って

 

 

それが、それほどでもなかったの。

 

犬のダイエットの原則は

1.食事の量を減らして犬にバレないこと

2.運動の量を増やして犬にバレないこと

3.犬にたのしい気分でいてもらうこと

(あ、これはわたしの希望ね)

 

3番目はべつとして、ダイエットの原則通りだったわ。

というか、むしろ肉やオイルを多めにとってたかも。

 

 

なのに、どうしてやせたかって?

それは、ダイエットの方法に秘密があるの。

 

ケトンダイエットよ

 

ケトンダイエットというのは、身体の中の脂肪が勝手に燃えていってくれる

ダイエット方法なのよ。

運動?しないしない。

 

どういうことかというとね。

哺乳類には2種類のエネルギー補給方法しかないの。

 

1.炭水化物が糖になってインスリンによってエネルギーに変えられる

 

2.脂肪が、ケトン体によってエネルギーに変えられる

 

普段、犬でも人間でも体の中で起こっているのは、

食事によって、まず、1番の現象がはじまるの。

炭水化物は糖になって、血糖値を上げ、それを察知したインスリンが

出動するかんじ。

 

 

そしてインスリンが作ったエネルギーは筋肉や、臓器に運ばれるわ。

ところが、運動量が多いなどして、この糖からのエネルギーが

無くなってしまうことがあるのね。

 

そうすると、今度は肝臓でケトン体という物質が作られて

身体の中の脂肪を分解し、エネルギーに変えるの。

 

これが、勝手に脂肪が、燃えていく理由。

 

しかーーーーし!

 

このケトン体ができる前に、またしても、炭水化物をとってしまったら・・・。

そう、ケトン体はできないわ。

 

そして炭水化物を有り余るほど、摂取していけば

血糖値の上昇をふせぐために、インスリンはせっせと、できたエネルギーを

体中に脂肪としてたくわえておくのよ。

 

これが、肥満の原因。

 

だから、炭水化物の摂取を極端に少なくする必要があるの。

 

 

そう、これが

 

糖質制限ダイエットのメカニズムよ。

 

犬にとっての炭水化物はどこからやってくるかというと・・・

なんと、ドッグフード。

とくに小麦粉などを多く含んだドッグフードは危険だわ。

 

うちでは、いちおうグレインフリーだけど、いっても

トウモロコシやジャガイモなどの炭水化物も多いわけで。

 

だから1日3度の食事のうち、朝と晩を「ゆでた肉とキャベツ+ニンジン」に

切り替えたわ。

量は減らさずよ。

 

そしてお昼のフードにはオリーブオイルをたらしてもらって。

 

よく誤解があるのだけど、糖質制限ダイエットはタンパク質を

たくさんとらなくては・・・ということね。

大事なのは良質な脂肪をたくさんとることよ。

理想は不飽和脂肪酸!

イワシなどの青魚に多く含まれるのよ。

 

 

そうして、わたしは自らの身体で作ったケトン体によって

あっという間に脂肪を落としたのよ。

 

だから、もし犬が肥満気味なら、毎朝、一口パンをあげてないか

ドッグフードの小麦粉の量が多くないか

おやつビスケットを上げてないかをチェックしてみてね。

 

それから、ケトン体ダイエットというのは

ガン予防にも、がん治療にもなるの。

だって、ガン細胞のエサは炭水化物だから。

 

アメリカではガンになった犬のターミナルケアをする施設があって

そこで、みんなケトン食を食べて、ガンの進行が食い止められているというの。

 

あ、そうそう、どうしてタンパク質をそんなにたくさんとらなくてもいいかというと、

タンパク質って器用なところがあって、なぜだか、炭水化物を作ることができるわけ。

やっかいでしょ。

 

すい臓で作られるインスリン・肝臓で作られるケトン体

それぞれエネルギーを補い合うものだけど、

炭水化物をとりすぎると、インスリンの出番が多くなって太りやすくなるのね。

 

また、ケトンダイエットは、てんかんの治療方法でもあるから、

てんかんの傾向のある犬は、炭水化物は禁物よ!!

 

わたしは、ベロニカ。

ケトンダイエットとは・・・

1.炭水化物をとらない

2.血糖値を上げない

3.ケトン体に脂肪を燃焼させる

 

そもそも、犬って祖先は炭水化物なんてとってなかったはずよね。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください