免許、高齢者講習

わたしはベロニカ。

運転免許の更新における高齢者講習が

とても厳しくなっていることを知ったおんなのこ。

うちのママだって遠い将来の話ではないわ。

 

内緒だけど、今日もありえないタイミングで車をぶつけたのよ。

がつんとw

 

 

高齢者講習

まずは70才になった時点で

認知機能検査が免許更新時の義務となるわ。

そこで第3段階に振り分けられるの。

 

1.認知症のおそれのある方

2.記憶力・判断力が少し低くなっている方

3.記憶力・判断力に心配ない方

 

そして1番目の項目に判定になった人は免許の停止、または取り消しとなるわ。

でも2番、3番についてはとても甘い判定が下るの。

日本はお年寄りを大切にする国なのね。

半面、アクセルなどの踏み間違い事故の増加には

早急な手立てが必要だわ。

 

つい最近も高齢者による暴走で人が亡くなったけれど、

高齢講習では問題なかったというわ。

家族だけがおじいちゃんの運転をとめていたというのね。

(おじいちゃんは、がんこで家族の言うことを聞くわけがなかったわ)

 

家族の問題もあるけど、更新の在り方も問われるわ。

そのため年々、免許更新の高齢者講習は

厳しくなっていくと思われるの。

 

そして75歳からはさらに厳しい講習が取り入れられるの。

ドライブレコーダーでの指導や、主治医の診断書の提出が

義務付けられるというわ。

 

さて、テレビニュースで数々の事故を見ている限りでは

「高齢者に運転させるからいけないのよ」

って簡単に思うけれど、都市部以外に住んでいるシニアは

車をとりあげると、どこにもいけなくなってしまうわ。

病院ですら・・

 

そしてうちでも、ついに働き頭のおばちゃんが

75歳になる高齢者更新の時期に!

 

認知機能検査は、いくつもの画像を順番に見せた後、

違う問題をさせて、その次に、

またさっきの画像を思い出してくださいといった

込み入ったものになってきたわ。

(それは若いもんでも無理)

 

うちのおばあちゃんは、認知機能テストの前日、

自ら面白い技を見つけては練習をしていたの。

 

当日、見たものを覚えるのは不安だったので

カテゴリーを覚えることに・・・

 

花の種類は?

鳥なら?

機械は?

動物は?

食べ物は?

 

出典元:http://beautyhealthy.info/healthy/10468

 

こうやってカテゴリーからひっぱれば、固有で見たものが

思い出せる作戦。

これなら、直接何を見たかを忘れても

思い出せる可能性が高まるわ。

 

なぜ、そんなに必死になっているのか、わからないってママは言ってたけど。

おばあちゃんは明らかに、ママより「枯れない人」なんだと思う。

それが若さの秘訣なのね。

 

そして一番の問題は高齢者講習を受け入れる教習所が

どこもいっぱいなこと。

 

近場を電話して回ってもすべて満員。

空いているのは免許更新期間を過ぎてからの日にちよ。

それでは、免許を失効してしまうわ。

これも高齢者更新を受けさせない国の手段ね。

 

うちのおばあちゃんなんて、公安委員会に電話したら

「丹波教習場までいってください。」っていわれたわ。

片道1時間半・・・。って、遠すぎるじゃない。

 

結果的に幸いなことに車で30分くらいの武庫川自動車学校にキャンセルが出て

しかも家から5分のJA六甲にバスが迎えに来てくれたから

よかったようなものの、

とにかく、年がとることで更新はどんどん困難になってくることは間違いないわ。

そう、免許を本人が返納したくなるようなほど、面倒にしていってるの。

 

 

だけどうちのおばあちゃんの根性はそれどころではないわ。

免許が更新できない=自己否定された

くらいの強い意志があるのね。

 

今日、おばあちゃんのテスト結果が送られてきたわ。

 

 

なんと100点満点中 94点

これって若い人にも難しいのではなくて?

あらためて、枯れない心もだいじなのね。

つくづく、そう感じたわ。

 

 

わたしはベロニカ。

わたしは犬だから運転しないけれど

人間にとっては運転も大事な存在意義のひとつなのね。

 

うちでは、人間も察知する自動ブレーキのソリオを買ったけど、

ソリオの後ろには自動ブレーキが

ついていなかったわ。

 

うちのママ、思いっきりぶつけてたもの。

 

そうそう、もし近くに高齢者講習を受ける予定のひとがいたら教えてあげて。

更新のお知らせハガキが来たら、何が何でも

すぐ予約をとることを。

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